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橋本病を治すための治療期間はどれくらいかかるのか?

橋本病と診断を受け「どんな治療が行なわれていくのか」と、とても不安になりますよね。

 

けれど甲状腺機能低下の状態でなければ、特に治療をすることはなく経過を観察し様子を見ていくことが多いです。

 

 

治療は甲状腺ホルモンと抗体検査を行ない、甲状腺機能低下症が認められると判断された時に治療が行なわれるのです。

 

治療はコチラに書いた通り、自己免疫に攻撃され正常に機能しなくなった甲状腺ホルモンを、ホルモン剤で補うものです。

 

 

これは治すことが目的ではなく、ごく少量からの飲み始めでスタートし加減をしていきながら自分の適量をさがしていくこととなります。

 

つまり通院を続けながらホルモンの数値と把握し、症状と照らし合わせてぴったりと合うホルモンの量に近づけていくわけです。

 

 

そして自分にとって適量である甲状腺ホルモンの量が見つけ出された時が、治療の今後の方向付けとなる目安ではないかと思います。

 

その後は医師によって判断が分かれるかと思いますが、検査の数値や状態の安定具合でホルモン剤を一時的に中止し、様子を見ることもあります。

 

 

中止した事によるホルモンの量などの変化を確認しながら、今後の治療方針が決定します。

 

けれどこの流れは人それぞれなため、確たる治療期間はありません。

 

 

検査、自らの状態観察、主治医の診察を繰り返しながら、ベストの状態に持っていく流れこそが治療ではないかと思います。

 

目安となる治療期間がないため、見えないゴールに焦る気持ちが起こるかもしれませんが、治療が始まったら専念することに努めましょう。

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