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その4:妊娠初期

わたしは高齢出産の域で初産なので橋本病でなくても妊娠中毒症の
ハイリスク妊婦らしく高血圧・タンパク尿・むくみの指導は徹底されていました。

 

検診の中で2回ほど尿にたんぱくが出ていると言われ
塩分控えめ料理を心掛けました。
体重のコントロールも、出産時にリスクを減らすために意識して頑張りました。

 

妊娠初期のころは、なんだか身体がフラつくことが多くて
パートの通勤中やレジ打ちをするのもつらく感じることが増えていました。

 

初めての妊娠なので「これもつわりの一つなのかな」と思い2〜3日我慢してみましたが
「不調がある時はすぐに来院して」の言葉に甘えて
予約日ではなかったけれど内分泌科を受診しました。

 

血液検査を至急でしてくれて甲状腺ホルモンの量が少なくなっていることがわかりました。

 

先生の説明によると妊娠のすべての期間にわたり
母体の甲状腺ホルモンが少量ずつ胎盤を介して胎児の血液に入ってゆくとのことです。

 

妊娠初期の段階では胎児自らが甲状腺ホルモンを作りだす段階ではないため
母体側から作り出された甲状腺ホルモンを受け取りながら
成長するということが、説明のなかでわかりました。

 

この段階で、チラージンの量が増えました。
自分で勝手につわりだと判断せずに早い段階で受診してよかったです。

 

胎児自らが甲状腺ホルモンを作りだすのは妊娠5ヶ月を過ぎたごろと言われており
このころになると母体の甲状腺ホルモンの数値で胎児が影響を受けることはないようです。

 

今思えば、胎児の心音が確認できてしばらく
成長が少し遅めかなと言われたことがあったのですが
このことも私の甲状腺ホルモンの量が影響していたのかもしれません。

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