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その9:育児を始める

甲状腺機能低下症で橋本病を患っていますが妊娠前から
服用している、チラージンで補ってきたことで、
妊娠も出産も通常と変わりなく経過することが出来ました。

 

ただ、産後は甲状腺のバランスが安定せず、子どもが4ヶ月になったあたりで
甲状腺機能亢進のほうに転じ、チラージンの補充をやめて様子を見ることになりました。

 

そして1ヶ月後の血液検査では
「数値、だいぶあがったね。体調はどうでしたか」
と結果に対して厳しい状況が判明しました。

 

「子どもの夜泣きが始まったのも重なっているのですが、不眠状態で疲れやすくなっています。」
「後、体重がこの一ヶ月で2キロ急に増えました。特に暴飲暴食はしてないのですが」
と伝えると、

 

「やっぱり、甲状腺機能低下症のほうが際立ってきたね。」
「正常値をぶっちぎりオーバーしちゃった感じです。」
「育児中でもあるし、またチラージンの服用を再開しましょう」
と言われました。

 

妊娠前から2年以上服用していて体調が良かったので、
うっかりこの不調を「育児疲れ」にしてしまうとこでした。

 

イライラしてしまう気持ちも新陳代謝が低下していることが原因ならば、
チラージンの服用でコントロールされるので、
夜泣きによる睡眠不足だって、きっと乗り越えることが出来ると思います。

 

このとき先生に、次の妊娠について計画をしているか聞かれたのです。

 

まだ出産して月日も浅いし全く考えていないと答えると、
「もし妊娠を考えるようになったときは、
ホルモン剤の補充や加減を検討していかないといけないのですぐに教えてね」
と言われました。

 

そうなんです。子どもを授かって毎日育児に追われていますが、
私は橋本病という持病を持っていて血液検査やホルモン剤の投与を続けながら生活している、
今回もそのおかげで子どもを授かりこの腕に抱くことが出来たのです。

 

そのことを頭に置いて、家族計画や今後の生活を考えていきたいと思います。

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